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深山紙(みやまがみ)

昨日、用事で山形県白鷹町の方に行きました。

時間があれば寄ろうと思っていた所がありました。
それは和紙作っている方を訪ねること。

それを深山和紙(みやまわし)と呼ぶ程度の知識はありましたが、
これほどすごいとは思いませんでした。

大体この辺だろうという見当をつけ車を走らせていたところ、
道路から何か干している光景が。

それこそが深山紙(みやまがみ)だったのです。

DSCF2640.JPG

おじいさんとおばあさんのお二人で作業をされてました。

作業されていたのは紙の天日干し作業。

漉いた紙一枚一枚を板に貼り付けて干しているところでした。

DSCF2642.JPG

DSCF2643.JPG

これ何の木か分かるか?

といわれ白っぽく変色し、一部あめ色になっている木の種類が
良くわかりませんでした。

答えは桂の木。

もう100年ぐらい使っているそうです。

DSCF2645.JPG

白っぽく色が抜けたところは、
何回も紙を貼ることによって桂の木自体の色が抜け、
そこに貼ると白いいい紙になるということでした。

昨年15枚ほど新しい板を買ったそうですが、
おばあさんがお嫁に来て50年、初めて買ったそうです。

新しい木はまだアクが木から出るので、
紙の色が変色するんだ、といって笑っていました。

紙は手で漉いてから1週間ほど寝かしたものを干し、
乾燥は本当に天気がいい日を狙って、
風が強くても干せないそうです。

「この時期のお日様が一番いいんだぁ」

「紙漉きまでくれば簡単だ。その下ごしらえに手間がかがんのよ」

正直言ってそれを聞いただけで、
一体どれだけの手間と暇がかかっているのか呆然としました。

昔は紙漉きをやっている家が35軒あったそうですが、
今では1軒のみ。

昔ながらのやり方でやっているのは本当にここだけです。

山形県指定無形文化財になっていて、

誰かがやらなきゃならないからやってんだ。

と、その途方も無い手間と暇をかけ、淡々とその作業をこなす
働きぶりは頭が下がる思いでした。

深山紙についてのドキュメンタリーが見れます。↓
http://bunkashisan.ne.jp/search/ViewContent.php?from=14&ContentID=111from=14&ContentID=111

40分ぐらいですが、これを見るとその淡々と
そして作業一つ一つに昔ながらの知恵と工夫が
随所に盛り込まれていることがわかります。

この紙を私の建物にも是非使って行きたいと思います。


ここのところそういった方にお会いする機会が
増えてきているようです。

ほんとうにいいものを使って本物を造って行きたいです。

山形県西置賜郡白鷹町大字深山621
TEL 0238-85-4636    今 利一郎  さん

kominkalife (2009年3月25日 09:37)

本社. 〒990-2403
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